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仙台にて(9) [地震]

とっても小さな事なのですが、今回の災害の呼び方がそろそろ何かひとつに収斂しないのかな。
書類に書き込む時に迷ってしまいます。
公的な書類では、仙台市役所が言っている「東北地方太平洋沖地震」が適切かな。
他のものと混同するおそれはないから、まあどうでもいいか。

海江田経産相が圧力発言陳謝 「事実の混同ある」

 福島第1原発での放水作業を巡り、政府関係者が東京消防庁のハイパーレスキュー隊幹部に、早期に放水を行うよう圧力をかける発言をしたとされる問題について、海江田万里経済産業相は22日の閣議後会見で、「私の発言で消防関係者が不快な思いをされたということであれば、おわび申し上げる」と述べ、陳謝した。

 ただ、海江田氏は、「言った、言わないということをここで言うべきではないと思う」と述べ、事実関係は明らかにしなかった。さらに「かなりの事実の混同がある」と加えた。

 問題の発言は、政府関係者が消防関係者に対して「(放水を)速やかにやらねば処分する」と述べたとされるもので、石原慎太郎東京都知事が21日午後に菅直人首相に会って抗議。菅首相が陳謝していた。【増田博樹】

毎日新聞(3/22) 

実際のやりとりを知るすべはないので大変乱暴な言い方になってしまうかもしれませんが、方向性としては間違っていないとぼくは思います。
深刻な事態が時々刻々と進行している最中に打つべき手段があると判断したら、それが早急に実現するように努めるのがリーダーの役割でしょう。
組織の違いとか指揮命令系統の仕組みとか、役所の理論を優先させて時間を浪費している場合ではないのです。
こういう時に権力を振るわずして、いつ権力を振るうのですか。

これまでの間、「○○法に基づいて」と官僚の発想の範囲内でしか決断できない現政権にあって、こんな例外もあるのだと認識しました。

政府の責任で孤立させた地域(→仙台にて(2))に対して、今ごろになって「自分の判断で避難する方法もありますよ」というメッセージですか。
賢い官僚が考えそうな、姑息な対応です。
命令に従って住まいを離れる人と各自の判断で勝手に住まいを離れる人とでは、補償の仕方が変わってきますからね。

忘れないように書きとめておいて、後でゆっくりと考えてみることにします。


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