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ガザ - Day 21 [国際]

今日で21日目。ガザの困苦は4週目に入ろうとしています。

こちら時間(ヨーロッパ中央時間と同じ、紛争現場との時差は1時間しかありません)の16日20:00時点でALJAZEERA Englishが伝えているところによると・・・
・パレスチナの死者が1,155人-このうち40%が子供と女性
・5,200名以上が負傷
・イスラエル側は3人の市民を含む13名が死亡
・ハマスが発射するロケット弾は止まず

前の記事でも取り上げたイスラエル軍のスポークス・ウーマンは、
「白リン弾を使ったのですか?」との質問に、
「私たちは国際法が禁じる兵器は使っていません、答えられるのはこの言葉だけです、それよりも市民の間に混じって交戦してくるハマスの方が国際法に反していないでしょうか」と答えていました。
オペレーションを始める前から用意されていた答えです。パレスチナ国の統一された軍服を着た正規軍が登場するわけがありません。

戦時国際法そして軍人の論理から言えばそうなのかもしれません。
しかし現場の状況を考えた時、その論理に共感できるのは一握りの人達でしかないでしょう。
あのアメリカをもってしても、拒否権を行使することは出来ず、棄権に回るしかなかった。

丸3週間の間、これだけの悲劇を作り出しながらロケット弾を止めることが出来ていません。
散発的にレバノン側からも飛んでいますから、イスラエル国内で怯える地域は拡大していると見ることも出来る。
そもそもの目的に対して、手段が間違っていたとは考えないのか。
それとも、ロケット弾に反応したというのは単なるきっかけにすぎず、やはり目的は別にあると見られても良いのか。

何度も繰り返されている、このような泥沼に有効な手段を打ち出せない国際社会とはいったい何なのか?
残念に思います。

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