節電効果 [社会]
わが家の使用電力量は、5, 6月とも前年同月比で約24%減。
個人の家の場合は、どのくらい外出していたかとかどのくらい夜更かししていたかによって変動も大きいでしょうが、とにかく少なくなっています。
支払う料金も少なくなってこちらの財布は大助かりだけれども、これが電力会社の最も望まないところなのでしょうね。ピークの時間を外しつつ深夜・早朝に湯水のように使って欲しいのでしょうが、そういうリズムで暮らすわけにもいきません。
今の季節において夜の時間帯に電力使用を抑えても、課題となっていることの解決にはほとんど役立たないのは理解できましたが、いったん気にし始めた行動はそのまま続いています。
わが家で効果が大きいのはやはりテレビと照明でしょうか。
政治が何をやるかではなく誰がやるかということばかりを張り切ってしゃべるニュースが始まったら即座にテレビから離れて、小さな明かりの下で机に向かって文字を読んだり、こうしてパソコンを使ったりしています。
(ほんとに資源の無駄使いだよ。永田町が機能しないことはすでにわかっているから、今のような状態について長々と解説を聞かされても何の参考にもなりません。政治が何かやる気になるまで「今日も何も決まりませんでした」と一言教えてくれるだけで十分です。)
問題は今の行動を、「がんばって節電している」と意識するか「こんな暮らし方でも困らない」と考えるかでしょう。
前者なら無理と我慢を重ねたスタイルを続けるのに疲れて、1日でも早く発電所を以前のように稼働させてくれと望むことになるのでしょう。
後者のように考えて、さらに広い範囲で細かくライフスタイルを見直す意識が問われているのだと思います。
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