仙台にて(21) [地震]
昨日の記事でも触れたとおり、仙台市内でも方々で募金活動が行われています。
中には、「確か2月まではハイチの地震被害の深刻さを訴えていたよね」と思い出す人たちも街頭に出ています。
柔軟かつスピーディーに活動対象を切り替えることのできる団体だなと感心したり、以前の活動への資金が急に途切れてしまっても大丈夫なのだろうかといらぬ心配をしたり…。
ほとんど全ては真面目に他人の役に立ちたいと行動しているのだと思います。
そこで提案したいのですが、集まったお金をどのように扱うかをぜひ明示して欲しいと思うのです。
赤十字に持っていくとか、特徴的な活動をしているNPOに託すとか。
できれば後日、募金を募った場所に報告書を張り出すなんてことが行われれば、さらに良いと思います。
ぼくは今のところ使途がはっきりしている活動に対してしか身銭を切っていません(こういう時インターネットは便利で詳細な活動報告が読めたりします)。「何だかよくわからないけどとにかくお金を集めてます」という場所は、申し訳ないけれども素通りさせていただきます。
税金でも同じことですが、自分の財布からお金を出した時点でホッとしてしまうのはそろそろ改めるべきだと思います。そのお金がどのように流れるかに関心を持つのは、支払った者の義務ですらあると考えます。
どんなふうに役立つかを納得して支払う。素直に納得できないけれど支払わねばならない時は、問題意識を持ち続けることが大切なのではないでしょうか。
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