続・現場軽視 [社会]
前記事に関連して、先週末に次のような紙片がぼくの家にも届いていた事を思い出しました。
日本郵便からのお詫びとお知らせ
平素はゆうパックをご愛顧いただき、ありがとうございます。
さて、この度のゆうパックの遅れにつきましては、お客様に大変ご迷惑をおかけしました。
深くお詫び申し上げます。現在、ゆうパックの遅れは解消し、お客様へのサービスは正常化いたしました。
今後ともお客様の信頼回復に向け、社を挙げて取り組んでまいります。
今般ご迷惑をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げますとともに、引き続き、ゆうパックをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
郵便事業株式会社
再び同種の混乱が起きることはないと、本当に自信を持って言っているのでしょうか?
報告書が総務省に提出されたのが先月30日とのことですから、その取りまとめに先行して各戸に配布する紙片が用意されていたことになります。
現場で作業している人の声に耳を傾け、施設の改修や作業手順の見直し、追加の人員配置などが完了したことを受けての文書なのでしょうか?
管理部門の人だけが納得しているのではありませんか?
(これほど短期間に、原因調査と平行して万全の作業体系を整えることができたというのであれば、なぜ最初からそうしなかったのかと言いたくなります。)
混乱は日本郵便本社の会議室で起きたのではないことを、もう一度見つめ直すべきではないでしょうか。
2010-08-03 06:37
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