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死刑執行 [政治]

民主党政権の下で初めて死刑執行があったと報じられました。

大臣は行政組織の長ですから、法律に従って職務を行う必要があるでしょう。ただ、政治家が大臣になっているからには、法制度に疑問があれば、いったん立ち止まって議論を喚起するのがその役割のはずです。

法務大臣は就任後の早い時期に、外から見えるような議論の場を形成すべきでした。
そのような動きがないのに、いつまでも法を背景にした仕組みを止め置くのには無理がある。ましてや、選挙民から退場を求められた後では、官僚の作った書類に署名するしかなかったのでしょう。
署名するから研究会を立ち上げろというのは、順序がめちゃくちゃなように感じます。
これが『政治主導』なのでしょうか?

新聞には抗議声明を読み上げる死刑廃止議連の事務局長の写真が載っていました。
役所に抗議する前に自分たち議員の不作為を悔やまなければならないのではないでしょうか。
国会議員が法律を改正すれば、役所はその法律に従って動くんです。
議員連盟とか言って、主張の似通った仲良し同士で群れているだけでは意味がありません。
すんなり法改正が実現しなくても、国会の表舞台で反対派とも議論して論点整理を図ればいいじゃないですか。議論が表立って進行していれば、法務省は立ち止まらざるを得ないはずです。

新聞の写真に写っていた議連事務局長は村越祐民氏という民主党の衆議院議員ですが、法務省で議論が始まるのを期待して見守っていたのでしょうか?
そんなことでは、自民党時代の官主導の仕組みから抜け出す事など出来るわけがありません。

 


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