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歯止めの効かないイスラエル [国際]

イスラエル軍が民間人の乗った船を襲撃した事件に関連して、カディマ党のリヴニ党首へのインタビューをFRANCE24が報じた。
http://www.france24.com/en/20100603-livni-tzipi-kadima-party-gaza-assault-humanitarian

この人、イスラエルの多数党の党首ではあるけれども連立内閣からは外れ、今回の事件に直接的な責任はないはずなのに、とにかく悪いのはハマスとまくしたてて軍の行為を正当化しようとしている。
狂信的と表現したくなるほどに、「先に殺さなければ、自分たちが殺される」と危機意識を強調する政治家たちが支配するイスラエル政府を制御するにはどうすればいいのか。

答えは簡単なように思えるが、実効を得るのは難しい課題だ。

この事件を報じる日本のメディアは、それぞれに表現の仕方が異なっている。WEB上の見出しを閲覧しただけなので、各社の見解全てを代表するものではないかもしれないが以下に列挙してみる。
・毎日新聞:支援船団襲撃
・読売新聞:支援船強襲
・朝日新聞:支援船拿捕、乗船者を勾留、国外退去
・共同通信:支援船急襲
・時事通信:支援船事件
・NHK:支援船だ捕

朝日新聞とNHKが描き出す事件像は…、
「イスラエルが管理すべき地域に近づいた不審船団に対して、イスラエル軍が臨検を実施。その際暴力的な抵抗があったので、軍側が正当防衛的措置で制圧。積み荷が不当な物だったので、船団をだ捕して乗船者を勾留の後、国外退去処分とした。」という姿にみえる。

ぼくの目には…、
「ガザを目指していた民間船団にイスラエル軍が公海上で襲いかかった。軍は船団を強奪し、民間人はイスラエル国内に拉致・監禁のあと身柄を解放されるに至った。」という事件に見えているのだが、どうなのだろうか?


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