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ドイツ訪問記録(8) [ドイツ]

ベルリン市内(その1)

地下鉄やバス、路面電車で移動可能なベルリン市街地区内にも、記念館などの歴史を物語る場所が多くあります。


これはユダヤ博物館の外観。外壁に傷跡のように配置された窓が印象的です。左側に一部だけ写っている赤い屋根の建物から中に入ることができます。
もらってきたパンフレットによると、開設されたのは2001年。『ユダヤ』と呼ばれる人たちが、いつ頃からどんな風にドイツの地において暮らしてきたのかが展示されています。信仰などが異なる人たちについて理解し認め合うことで、民族差別の不当性が浮き彫りになると考えられているのでしょう。


こちらはユダヤ人追悼記念碑。ブランデンブルク門のすぐそばという、ベルリンの中心部に昨年開設された場所です。地下部分に展示場があるとのことですが、長い列が出来ていたため並ぶ時間がとれず、中に入るのはあきらめました。

東西統一を経て、ベルリンでは再開発が盛んに行われているという事情もあるでしょうが、このふたつは比較的最近開設された施設です。そこには「反省」というテーマが強く込められていると感じます。
後ろ暗いことは過去のこととして流し去って、美談として切り出せる部分に光を当てたいという考えの人たちが元気な日本とは意識の違いがあると感じるのはぼくだけでしょうか?


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