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不可解な『がれき訴訟』 [放射脳]

今週、宮城県では次のようなニュースが報じられた。

 北九州がれき訴訟、県への訴え取り下げ

 石巻の震災がれき受け入れに反対する福岡県の市民団体が宮城県などを訴えていた訴訟で動きです。
 この市民団体が、県への訴えを取り下げる方針であることがわかりました。
 この訴訟は石巻市の震災がれきを北九州市で処理することを巡り、精神的苦痛を受けたとして北九州市の市民団体が宮城県と北九州市対し、原告1人当たり11万円の損害賠償を求めているものです。
 県では石巻地区の可燃廃棄物の量を精査し、3月末で北九州市での処理を終了することにしています。
 これを受け、市民団体では4月にも宮城県への訴えを取り下げる方針であることがわかりました。
 原告側の弁護士は取り下げの理由について「がれきの搬入を止める目的は達したため」と話しています。

東北放送 (2013.3.12)

他の報道を確認してみようと探してみたけれど、報じているのはこれだけのようだ。いや、東北放送を信頼していない訳ではなくて、これだけではどういうことなのか理解できなかったのです。

本気で健康被害を心配していたのだとしたら、今月いっぱいで処理が終わるからといって『精神的苦痛』が無くなるんだろうか? 焼却処理が半年ほど続けて行われたのだから、今後も心痛は続くんじゃないのかなぁ。
山本太郎の母親は心臓がひっくり返っちゃったし、新潟県知事は人が死ぬと言っているよ。

どういうことなのかわからない。
結局、けがれが持ち込まれているという雰囲気が気に入らなかっただけなのかな。搬入が止まった後は、塩でもまいてお浄めすればスッキリするのかな。

「岩手・宮城県内で燃やすのならば安全だ」「被災地の人間は丸々3年間がれきと一緒に暮らすべきなのだから広域処理の必要は無い」との主張は、東京新聞の書くことと共通している。

弁護士が「がれきの搬入を止める目的は達したため」と話しているらしいが、訴訟の内容は「オレたちにカネをよこせ!」ということだよね。
ますます、何が何だかわからない。

ニュースでは『北九州市の市民団体』と表現されているが、ここには注意が必要だ。
間違いではないんだろうが、「長年住み慣れた北九州のことを考えたい」という人物なのかどうか。

弁護士とか提訴時の記者会見で真ん中に座っていた女性(選挙に出て残念な結果だったらしい)とか、2011年3月上旬までは北九州市民じゃなかったみたいだよ(東京電力の電気をふんだんに消費して快適な暮らしを享受していたのかもね)。


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