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東エルサレムにおける『入植』 [国際]

イスラエルが東エルサレムでの住宅新築計画を発表したことを、米国が非難したらしい。

しかし、このようなイスラエルの活動は新たに始まったことではない。

パレスチナ人を排除してユダヤ人定住者を増やし、これ見よがしにイスラエル国旗を掲げる行為がじわじわと進められており、複雑で悩ましい状況が展開されている。
融和を目指すものではなく、地域の属性を塗り替えようとする行動だ。
日本ではほとんど報道されないが、先月、France24がリポートを放映している。

非難するのなら、今回の新築計画発表を論ずるのではなく、東エルサレムをユダヤ化しようとするイスラエル政府の行為そのものを非難すべきではないだろうか。

このことが報じられる時、日本では『入植』という単語が使われる。
未利用の土地を開拓するようなイメージがあるが、行われていることはそうではない。
settlementに置き換える言葉として適切なのかどうか、ぼくは違和感を感じてしまう。


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