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イスラエル住民の感覚 [国際]

NHK教育で放送された「ガザ-なぜ悲劇は繰り返されるのか」を見ました。

余りにも不釣り合いな軍事行動に出て強い批判を受けながら、その直後に強硬派政権を選択するというのはどういう事なのか?
その答えが示されていたように思います。

「(自爆攻撃やロケット弾攻撃で)長期間、針でチクチクと痛めつけられていたような感情が、一気に爆発してコントロールできなくなった。」
「恐怖と怒りに駆られて、隣の貧しい住民にユマニテを感じることができず、一括りに退治すべき悪魔として捉えている。」

後段の分析は、今の日本にも存在している感覚なのではないだろうか。

「話し合いが成立する相手ではない」と危機を煽り立てる勢いに絡め取られてしまうと、暴走を暴走と感じ取ることが出来ずに、「先に相手を叩かなければ自分たちの生存が脅かされる」という考えが正当化されてしまう。

何が起きているかを多角的に知って、打開する方法を冷静に思考することが求められているのでしょう。


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