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ひとつの節目に(3) [社会]

前々回のエントリーから続く雑感です。

福島県内の除染作業で除去した土壌等の処分場も設置が難航しているようだ。そういう施設の必要性はより一層強く認識されているのだろうが、具体像が見えれば地権者や周辺住人にはやはり戸惑いが生じるのだろう。
考え方が難しくなるのは、施設の性格付けが疑念を生むからだろう。中間貯蔵施設と名付けられ、中間貯蔵開始後30年以内に福島県外で最終処分すると定義されているけれども、先の見通しは全く立っていないし難航は必至だから、「いったん設置すれば結局そこから動かせないのではないか」との懸念も当然だろう。

中間貯蔵という位置づけが本当に良策なのだろうかとは思っていた。埋設した物を後日また掘り返すとなれば、「放射能が飛散したぞ」とはしゃぎ回る連中が出てくるだろうし…。
先日NHKが、中間貯蔵との考え方は当時の菅首相が地元との協議の場で突然言い出したもので、環境省の職員も寝耳に水だったとレポートしていた。
あの党には、口先だけでその場をしのごうとする責任感欠如の人たちが揃っているんだなぁ。

最近「東京には電力の大量消費地としての責任がある」と言う人が大勢いるけれど、そんなに責任を感じているのならこの土の一部だけでも引き取ったらいいんじゃないかね。30年も経てば単なる土として取り扱える部分もあるだろうし…。
なんてね、こんなこと言ってしまうと東京新聞あたりが猛反発するだろうなぁ。


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